スタッフ
監督/プロデューサー 高橋伴明（たかはし ばんめい）
1949年生まれ。『婦女暴行脱走犯』（72年） にて監督デビュー。以来、50本を超えるピンク映画を監督。『TATOO（刺青）あり』（82年） でヨコハマ映画祭監督賞受賞。『愛の新世界』（94年）では、おおさか映画祭監督賞受賞。
代表作は『獅子王たちの夏』（91年）、『迅雷』（96年）、『光の雨』（01年）、『火火』（04年）、『禅 ZEN』（09年） 等。『逆噴射家族』（84年/石井岳龍監督）ではプロデューサーを努める等、脚本・演出・プロデューサーと幅広く活躍している。
また、最新作『BOX袴田事件 命とは』（10年）がモントリオール世界映画祭コンペティション部門に出品された。
プロデューサー 山本起也（やまもと たつや）
広告映像の演出を経てドキュメンタリー映画制作を開始。
無名の4回戦ボクサーを6年に渡り追った処女作『ジム』（03年）で劇場デビュー。その後、日本映画監督協会70周年記念映画『映画監督って何だ！』（06年/伊藤俊也監督）を高橋伴明、林海象と共同プロデュース。
90歳になる祖母の“長年住んだ家の取り壊し”を題材とした監督作品『ツヒノスミカ』（06年）でスペインの映画祭「PONTO DE VISTA」ジャン・ヴィゴ賞を受賞。2010年。北白川派第3弾作品として初めての劇映画『カミハテ商店』を監督し、現在編集中。
脚本 和間千尋（わま ちひろ）
1988年福岡県生まれ。10年京都造形芸術大学映像・舞台学科卒。
3回生の時に執筆した脚本が高橋伴明監督の目に留まり、北白川派第2弾作品『MADE IN JAPAN—こらッ！—』として映画化される。「崩壊していく家族」を若者の目線で描き、独特の世界感を作り上げた。
現在は故郷の福岡で執筆活動を続けている。
撮影監督 小川真司（おがわ しんじ）
1959年生まれ。撮影監督協会（JSC）所属。ピンク映画からTVCM、音楽PV、報道（CNN）、ハリウッド映画まで撮影経験は多岐にわたる。現在は映画を中心に撮影、照明をする撮影監督として活動中。撮影として『タカダワタル的』『映画監督って何だ！』、撮影監督として、『彩恋』（07年/飯塚健監督）『放郷物語』（06年/飯塚健監督）などがある。
美術 嵩村裕司（かさむら ゆうじ）
1957年生まれ。林海象監督作品『探偵事務所5シリーズ』をはじめ、『春琴抄』（08年/金田敬監督）『デメキング』（09年/寺内康太朗監督）『カケラ』（10年/安藤モモ子監督）などで美術監督を、『海は見ていた』（02年/熊井啓監督）『キューティーハニー』（04年/庵野秀明監督）『どろろ』（07年/塩田明彦監督）などでは装飾小道具を努める。日本映画・テレビ美術監督協会会員。
録音 浦田和治
74年『ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR』（柳町光男監督）初作品後、自主映画、ドキュメンタリー、記録映画、コンサートフィルム等の録音を担当する。同時に日本映画録音の重鎮西崎英雄氏のチーフとして、『東京裁判』『瀬戸内少年野球団』『伽耶子のために』等に参加する一方、『戦場のメリークリスマス』、『千利休』『薄化粧』等に音響効果として参加。
主な担当作品に『追悼のざわめき』『遙かなる甲子園』『我が人生最悪の日』『罠』『20世紀ノスタルジア』『白痴』『劇場版ウルトラマンシリーズ11作品』。『ジョゼと虎と魚たち』『真夜中の弥次さん喜多さん』『東京フレンズ』『グーグーだって猫である』『ノルウェイの森』最新作は『ランウェイ☆ビート』。
録音 清水充
録音部として京都太秦、映像京都にて従事。また助監督としても数本の作品に参加し、映画・テレビを中心とした多くの作品に携わる。
主な作品に『オイディプスの刃』（86年/成島東一郎監督）、『226』（89年/五社英雄監督）。95年よりフリーランスとなり、録音、オフライン編集者としても従事。
音楽 原田喧太
1970年生まれ。15歳のときにプロとして活動を開始する。浅川マキ、吉川晃司、山下久美子、及川光博、KInki-Kids、藤あやこ、デーモン小暮閣下など様々なアーティストのバックバンドやライブ・レコーディングに参加。バンドやソロとしても活動。数本の映画にも参加している。Janne Da Arcのベーシストka-yuが07年に本名の松本和之で行ったソロプロジェクト「Solid Beat」「Solid Beat II」では、ギターとコ・サウンドプロデュースを担当。また10年4月にも同ベーシストka-yuのプロジェクト「DAMIJAW」に参加。その他「BLACK CAT STAGE∞2」など大黒摩季のツアーにも参加。
09年にはNHK「SONGS」にて矢沢永吉と共演。2010年でギタリストとしてデビュー25周年を迎えた。昨年11月には国立音楽院 KMAパラダイスホールにてソロライブ「心ノ音」を行う。
