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スタッフ

山本起也(監督)

山本起也(監督)

広告映像の演出を経てドキュメンタリー映画製作を開始。無名の4回戦ボクサーを6年に渡り追った処女作『ジム』(03)で劇場デビュー。日本映画監督協会70周年記念映画『映画監督って何だ!』(06/監督・伊藤俊也)を高橋伴明、林海象と共同プロデュース。90歳になる祖母の「長年住んだ家の取り壊し」を題材とした監督作品「ツヒノスミカ」(06)でスペインの映画祭「PUNTO DE VISTA」ジャン・ヴィゴ賞を受賞。

高橋伴明(プロデューサー)

『婦女暴行脱走犯』(72)にて監督デビューし、50数本のピンク映画を監督。『TATTOO(刺青)あり』 (82)ヨコハマ映画祭監督賞受賞。『愛の新世界』(94)おおさか映画祭監督賞受賞。ほかに『獅子王たちの夏』(91)、『迅雷』(96)、『光の雨』(01)、『火火』(06)、『禅 ZEN』(09)、『BOX 袴田事件 命とは』(10)、映画学科【北白川派】第二弾『MADE IN JAPAN—こらッ!—』(11)など多数。
また『逆噴射家族』(84/監督・石井聰亙)のプロデューサーを務めるなど、脚本・演出・プロデュースなどの分野でも幅広く活躍している。
監督最新作は、1914年日韓併合下の朝鮮に渡った林業技師浅川巧と、イ・チョンリムの友情を描いた話題作『道—白磁の人—』(12)。

林 海象(プロデューサー)

『夢みるように眠りたい』(85)で製作・脚本・監督デビュー。国内外でグランプリ受賞。その他『二十世紀少年読本』(89)、『アジアン・ビート』(91)、『私立探偵濱マイクシリーズ』(94〜)など。また、映画、ネットシネマ、コミック、とメディアを超えて展開する新しいタイプの探偵シリーズ『探偵事務所5』プロジェクトを監修。『THE CODE 〜暗号〜 』(09)、『大阪ラブ&ソウル この国で生きること』(10)(NHKドラマ・平成22年度文化庁芸術祭参加作品/脚本)を発表。最新作として、映画学科【北白川派】第四弾『弥勒』の公開を控える。

有吉 司(プロデューサー)

株式会社マジックアワー代表取締役
立教大学文学部日本文学科卒業後、東京テアトル株式会社入社。興行課長、映像事業部長、映像ソフト事業部長を歴任。北野武、相米慎二、市川準、三池崇史、阪本順治、黒沢清、青山真治、河瀬直美監督作品など「単館系映画」の製作・配給・興行を担当。同時に外国映画の買付け、配給も手がける。2001年東京テアトル退社後、有限会社マジックアワー設立。ニューヨークに住む。帰国後、ジャパンケーブルキャスト株式会社創立とともにエグゼクティブ・プロデューサーに就任。2008年株式会社エスピーオー取締役映画事業部長を経て、2009年株式会社マジックアワーに増資・変更し代表取締役。2010年から京都造形芸術大学映画学科にて「配給宣伝領域」非常勤講師を委嘱される。

小川真司(撮影監督)

CM、VPを中心に活動。 国内、海外で多くの撮影を経験の後1993年よりカメラマン。ピンク映画からTVCM、音楽PV、報道(CNN)、ハリウッド映画まで、撮影経験は多岐にわたる。現在は、映画を中心に撮影、照明を担当する撮影監督として活動中。デジタルシネマでの仕事も多く、編集、ポスプロにも詳しい。代表作に『放郷物語』(08)、『彩恋』(09)、また、『黄金花—秘すれば花、死すれば蝶—』(09)、『MADE IN JAPAN—こらッ!—』(10)、『カミハテ商店』(12)まで一連の【北白川派】映画の撮影監督を務める。日本映画撮影監督協会会員。

倉田修次(照明)

映像京都撮影部入社、森田富士郎氏に師事、10年後フリーカメラマンとしてCMやTVドラマ、PVを手掛ける。撮影所時代から照明助手としても動き、照明技師、中岡源権氏に師事。撮影監督システムを取り入れ殆どの作品を自分で照明を手掛ける。又、他のカメラマンの作品に照明技師として参加する。
代表作に関西電力『街の灯り』ACC地域賞/大阪ガス『ドクトルガス』ACC優秀賞/TVドラマ『蒼のシテン』平成17年芸術祭参加作品(全映協フォーラム2005デジタルコンテンツ部門最優秀賞受賞)など多数。 IDC(映像制作集団)技術顧問。(協)日本映画撮影監督協会理事。

浦田和治(録音)

1974年『ブラックエンペラー』(柳町光男監督)初作品後、自主映画、ドキュメンタリー、記録映画、コンサートフィルム等の録音を担当する。同時に日本映画録音の重鎮西崎英雄氏のチーフとして、『東京裁判』『瀬戸内少年野球団』『伽耶子のために』等に参加する一方、『戦場のメリークリスマス』『千利休』『薄化粧』等に音響効果として参加。
主な担当作品に『追悼のざわめき』『遙かなる甲子園』『我が人生最悪の日』『罠』『20世紀ノスタルジア』『白痴』『ジョゼと虎と魚たち』『死に花』『真夜中の弥次さん喜多さん』『東京フレンズ』『グーグーだって猫である』『黄金花』『Made in Japan こらツ!』『ノルウェイの森』『ランウエイビート』『劇場版ウルトラマンシリーズ12作品』など。

丸山裕司(美術)

1948年新潟県出身。1969年6月、大映多摩川撮影所美術課入社。以後フリーになる。現在まで美術監督として60本近く様々な監督の作品に参加している。今回、山本監督とは初めての参加となる。
主な作品歴として『祭りの準備』(黒木和雄)『さらば映画の友よ』(原田眞人)『ZIPANG』(林海象)『寝盗られ宗介』(若松孝二)『ゲンセンカン主人』(石井輝男)『WINDS OF GOD』(奈良橋陽子)『風のかたみ』(高山由紀子)『いつかA列車に乗って』(荒木とよひさ)『日本の青空』(大澤豊)『黄金花』(木村威夫)など。

嵩村裕司(装飾)

映画美術監督・映画装飾。1979年映画界に入る。木村威夫氏に師事。以来、数々の製作プロダクションを渡り歩き、映画、テレビ、コマーシャルなどの作品に参加。旧知の林海象監督作品『探偵事務所5シリーズ』をはじめ、『楳図かずお恐怖劇場 まだらの少女』『春琴抄』『デメキング』『カケラ』などで美術監督を、『海は見ていた』『キューティーハニー』『どろろ』などの作品では装飾小道具を務める。日本映画・テレビ美術監督協会会員。

鈴木 歓(編集)

原宿学校映像クリエーター科卒業後、(株)日活撮影所編集部入社し鈴木晄氏、菊池純一氏に師事。その後JKS編集室設立。現在はフリー。若松孝二、黒沢清、廣木隆一、石井聰亙、桑田佳祐、大友克洋など様々な監督作品の編集に携わる。
主要な編集作品として、『われに撃つ用意あり』『寝盗られ宗介』『勝手にしやがれ!』『CURE キュア』『800 TWO LAP RUNNER』『ユメノ銀河』『稲村ジェーン』『ワールド・アパートメント・ホラー』『ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け』『事件屋稼業』『ほしをつぐもの』など。

谷川賢作(音楽)

ジャズピアノを佐藤允彦氏に師事。演奏家として、現代詩をうたうバンド「Diva」、ハーモニカ奏者続木力とのユニット「パリャーソ」、また父である詩人の谷川俊太郎と朗読と音楽のコンサートを全国各地で開催。80年代半ばより、作・編曲の仕事をはじめ、映画『四十七人の刺客』『どら平太』『竜馬の妻とその夫と愛人』NHK「その時歴史が動いた(テーマ曲)」などを担当。88、95、97年に日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。さらにさまざまなプロジェクトの音楽プロデューサーや音楽監督をつとめる。最新CDはパリャーソ「ナイトハーヴェスト」、「詩は歌に恋をするーDiva BEST」、「谷川賢作ピアノソロvol.4」。

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